ゆずれない!
先週に続き今週も忙しく二人とスキンシップがとれなかった。土曜日も仕事、下手すれば日曜日も仕事というところをギリギリかわしセーフ。
遅く起きた(遅いといっても朝6時)日曜の朝、リビングでフレッシュなオレンジジュースを飲みながら新聞に目を通し、疲れた首筋を片手で揉み解していると二人が揃って私の所にやって来た。
二人で口をそろえて不満げに言う。「甘えたい!」と。
無理も無い。二週続けてこんな状態だからね。でも、しばらくは忙しいのでしょうがないが、彼らにしてみればそんなことは通用しない。
「おう、いっぱい遊んでやるよ。ちょっと待っててね、着替えてくるから」
着替えしてリビングに降り腰を降ろすとコナン君が私の胡坐に滑り込む。ネジ君は水をのんでから用をたしている。
「ずるいなぁ、自分だけかよ」
「どけよ!」
「嫌だ!」
いつもなら、そんなネジ君にその場所を譲るコナン君ですが今日の彼は違っていた。一週間の寂しさが溜まっていたのだろう、その場所を譲らない。
「俺もその中に入りたい!」
「とうちゃん、ダメだよね。今日は僕が一番だし、いつもネジ君に譲ってあげててるし、今日はダメだね、とうちゃん!」
「そうだなぁ、ネジ君の気持ちもわかるけどさ、今日はコナン君の後だな。替わりばんこね」
「じゃいいよ、今日だけは譲ってやるよ。しゃねぇな、ふんっ」
ネジ君は不貞寝をしてしまいました。コナン君は私の胡坐の中で寝たいのではなく甘えたかったみたいで私の匂いをブヒブヒ言いながら嗅いでいました。いつもはネジ君に気をつかい優しい彼も今日だけは譲れなかったようです。
もちろんこの後、ネジ君も同じ事をして甘えていました。しばらくは二人にとっては寂しい日が続いてしまいます。ゴメンね、コナン君・ネジ君。
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