待ちわびて・・・
先週一週間は仕事が忙しすぎて、ほとんど彼らの顔を見ていない。
朝は4時過ぎに家を出て、帰宅するのが11時過ぎ。お風呂に入って布団に倒れ込む毎日だった。
嫁からのメモがテーブルの上に置いてあった。
「パパへ、二人が寂しがっています。特にコナンは毎日パパの帰りを玄関で待っています。何時間も」
涙が出た・・・なんて可愛いんだろうか。
土曜日の朝疲れすぎて朝の散歩は行けなかったが、布団をたたんでリビングに降りてみると二人は大騒ぎ。ネジ君は私を見るなり耳を下げ腰をクネクネ振りながら2回も嬉ションする始末。
しばらくして落ち着くと二人して熱い視線を私に投げかけてくる。
「寂しかったよ」
「何で顔見せねーんだよ」
「ごめんね、とうちゃん仕事いそがしくてさぁ。寂しい思いさせちゃったね」
「ぼく達寂しかったんだよね、でも、とーちゃん来てくれてよかったよね」
少しの間二人でブヒブヒ言いながら話し合っていた。
私がトイレにたちもでって来るとまた熱い視線が。
コナン君がボールを用意して私をガン見している。そしてそのボールを咥えて私の所にやって来て、またガン見。
かなり熱い視線。当然彼の要望に応えやった。
とても嬉しそうにボールの引っ張りっこを楽しむコナン君。ボール遊びをしているともう一つの視線が私に刺さってくる。そう、ネジ君だ。
私を見ているのはいいけど、なんかちょっと違ってる。
君はなぜ私を見つめながらヨダレを垂らしているの?
今、ここには何一つ食べ物出ていないし、食べ物の話すらしていないのに。
「とうちやんをどうしたいの君は?」
そんな問いにも答えず、ひたすらヨダレを垂らして私を見つめるネジ君でありました。
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